お知らせ・コラムNews・Column

佐賀市 うえの歯科 > お知らせ・コラム一覧 > お口の中気にしてみませんか?

お口の中気にしてみませんか?

皆さんこんにちは~
うえの歯科の衛生士 原口です

歯がしみる!歯が痛い!
と、感じると皆さん歯医者に行こうと思われますよね?
それは、歯がしみる・痛い=むし歯かも?
と、思うからではないでしょうか!?

歯を歯を失う、原因としてむし歯がありますが、
それともう一つ同じように
失う原因として、歯周病があります。

歯周病は、むし歯と違い症状が出にくい病気で、
自覚症状が感じられたときは、
だいぶ進行していることが多い病気です。

昔は中年以降の方がかかるものでしたが、
今は、10代の方でも見られる病気になりました。
15~19歳で約65% 20代で約75% 30代では約80%以上の方が
歯周病に感染しているといわれています。
若いから大丈夫!!通用しないのです。

では、歯周病とはどんな病気かご存知ですか?

歯周病は、歯と歯茎の境い目(歯周ポケット)に、
よごれ(プラーク)がたまり、口腔内存在する歯周病菌が、
そこにくっつくことから始まります。
最初は、歯茎のみに炎症が起こります。
この状況を歯肉炎と呼び、症状として、
歯を磨いた時にどこからか血が出る
歯茎が赤く腫れぼったくなるのが特徴です。

この状態がさらに悪化すると、炎症が広がり
歯を支える歯槽骨と呼ばれる骨に影響が出てきます。
この歯槽骨に影響を及ぼすと歯周病になります。
もし歯肉炎と言われたら、歯周病の予備軍なんだ
と危機を持っていただきたいです。

初期は、歯肉炎とほとんど症状は変わらないことが
多いのですが、歯周病の進行が進むと、
歯が長くなったように感じたり、冷たいものがしみる、
歯が揺れだすといった症状がではじめます。
酷いときには、物を咬みづらくなったり痛みも出ます。
最終的には、支えている骨がなくなり歯が抜け落ちてしまいます。
知らず知らず進行していき気づいた時には手遅れ!?
という事もあります。
自覚症状が出るのが遅いのが歯周病の怖いところです。
家で例えるなら白アリに家の基礎を壊されるのと同じで、
歯周病は、知らないうちに歯の周りの組織を壊していきます。

どんなに歯が丈夫でも支える周りが悪くなってしまうと、
歯を失ってしまいます。
そうならないようにするためにも
歯科医院の定期的な受診をお勧めします。
歯科受診をずっとされていない方は是非とも
検診を受けていただきたいです。

トップへ戻る