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天気が悪くなると歯が痛くなる!?

春になったなと思ってたら、もう5月も終りです。

 

いつも1日中室内で診療していると季節の変化にも気づきにくくなってしまいますが、

もう梅雨も目前ですね。

 

突然ですが、みなさんは雨の日に歯が痛くなった経験はありませんか?

 

天気で痛みが出る程度なら気のせいなのでは?と思われるかもしれませんが。

それが意外とそうでもないのです。

 

よく言われている、飛行機に乗ると歯が痛くなるなどの現象とメカニズムは同じです。それは気圧と関係しています。

 

通常、地上の気圧は1気圧ですが、飛行機は機内の気圧が0.8~0.9気圧ほどになります。

 

急に気圧が下がると、歯の中の神経のある空間(歯髄腔)や鼻の横の骨の中の空間(上顎洞)の気圧が周りの気圧より高くなり、

歯の神経を圧迫することにより、歯が痛むのです。

 

天気が悪く、雨が降るような日はその地域の上空は低気圧に覆われていることが多く、

気圧が低くなっているため、同じ原理で歯が痛むことがあるのです。

 

つまり、天気自体が関係しているわけではなく、気圧の変化が影響しているのです。

また、むし歯で神経が過敏になっている歯や、根っこが傷んでいる歯があると症状はでやすくなるので注意が必要です。

 

しかし、天気とは直接関係ないとはいえ、梅雨に入り、雨の日が続くとどこか調子が悪くなるような気がしていまいますよね。

 

なにか雨の日でも楽しめる趣味や気晴らしの方法を見つけておくといいかもしれませんね。

 

 

 

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